「鏡を見るたびに、このホクロがなければ…と思う」「首筋にザラザラしたイボが増えてきた」
こうしたお悩みは、年齢を問わず多くの方が抱えています。ホクロやイボは、セルフケアで消すことはできませんが、医療レーザーを使えば除去することが可能です。
今回は、代表的なイボ・ホクロの種類と、当院で行っている炭酸ガスレーザーの治療法について詳しくご紹介します。
※ほくろの状態によっては、炭酸ガスレーザー以外に、外科的切除やサージトロン(ラジオ波)をおすすめすることがあります。
気になるその「ポツポツ」、正体は何?
一言に「ホクロやイボ」と言っても、医学的にはいくつかの種類に分類されます。
1. 色素細胞性母斑(しきそさいぼうせいぼはん)
いわゆる一般的な「ホクロ」です。メラニン色素を作る細胞(母斑細胞)が密集してできたもので、平らなものから盛り上がったものまであります。
2. 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
「老人性イボ」とも呼ばれる、加齢に伴って現れる良性の腫瘍です。少し盛り上がっており、表面がカサカサしていたり、色は茶色から黒色まで様々です。顔やこめかみ、体によく見られます。
3. アクロコルドン(スキンタグ)
首周りや脇の下などにできやすい、数ミリ程度の小さなイボです。皮膚の摩擦や老化が原因と言われており、ネックレスに引っかかったり、手触りが気になったりすることが多いタイプです
4. 扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
顔や手の甲、腕などにできやすい、平たく盛り上がる小さなイボです。ウイルス感染が関与していると考えられており、洗顔やひげ剃りなどの刺激で数が増えたり、広がったりすることがあります。
当院の治療法:炭酸ガス(CO2)レーザー
当院では、イボやホクロの除去に炭酸ガス(CO2)レーザーを採用しています。水分に反応するレーザーで、除去したい組織を一瞬で蒸散(削り取る)させる治療法です。
炭酸ガスレーザーのメリット
- 短時間: 1個あたりの照射時間は数秒〜数分程度です。
- 出血が少ない: レーザーの熱で血管を凝固しながら削るため、出血がほとんどありません。
- 仕上がりがきれい: 周囲の正常な組織へのダメージを最小限に抑えるため、メスで切除するよりも傷跡が残りにくいのが特徴です。
※ただし手術と異なり、完全には切除できない可能性があることから再発のリスクがあります。
治療の流れと術後のケア
「痛いのでは?」「跡が残るのでは?」という不安を解消するため、丁寧なステップで治療を行います。
- カウンセリング・診断: 医師がダーモスコピー(特殊な拡大鏡)などを用いて、良性のものかどうかを慎重に診断します。
- 局所麻酔: 患部に極細の針で麻酔を行います(小さなイボの場合は麻酔クリームを使用することもあります)。これにより、施術中の痛みはほとんどありません。
- レーザー照射: ターゲットとなる組織を除去します。
- アフターケア: 施術直後は少し穴が空いたような状態になりますが、10日から2週間ほど保護テープを貼って過ごしていただきます。
「まずは相談」が美肌への第一歩
「これは取っても大丈夫なホクロ?」「一度にたくさん取れる?」など、気になることは何でもご相談ください。長年悩んでいたポツポツがなくなるだけで、お顔の印象はパッと明るくなり、メイクの時間ももっと楽しくなるはずです。
ご自身のホクロやイボがどのタイプにあてはまるか、一度クリニックでチェックしてみませんか?


